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役に立たない記事は純文学に似ているのかもしれない

ゆに (id:unikurashi) さんの個性的な文章が好き。の記事を読んだんだけどさ。こんなことが書いてあったんだ。

よくブログって人の役に立つことを書きなさいみたいに言われてますよね。 でも私は役に立つブログって、リピートしないなって思ったんです。 その時だけみて終わりというか、ファンにならない。 わざわざ記事更新されたから読みにいこうってならない。

個性的な文章が好き。 - ゆに暮らし

そう言われてみるとね。自分ももう一度読みたいとはならないなって思ったんだ。

役に立つ記事を否定するわけじゃないけどさ。役に立つ記事は小説で例えるとエンタメでね。

小説家本人というよりも作品が好きみたいなのってあるのかもしれない。

一方、役に立たない記事に思われがちなのってさ。小説で例えると純文学なのかなって感じたんだ。

純文学系の雑誌とエンタメ系の雑誌はね。やっぱり発行部数からして純文学系の雑誌の発行部数は少ないし、純文学系の賞を受賞した作家は文学だけでは食べていけないと言われている。

作品の内容だってエンタメと比べると純文学はたんたんとした日々が描かれていたりする。

でもね、自分はそういうのが好きでさ。純文学作品を読みながら、その作家の人生の断片を垣間見たような気分になれる。

役に立たない記事と大多数に思われる記事ってさ。自分から言わせると、その人を全面的に出している文章が多いと感じる。

役に立つ記事だけが全てではない。むしろ役に立たないと言われている記事の中に書き手の原石が眠っているような気がする。

時間が過ぎれば人って成長していくでしょ。自分はブロガーの成長していく過程が楽しみでね。本当に楽しみでさ。

常連読者のように毎回読んでいるブログもある。だからなのかな。ゆにさんの記事は突き刺さってね。自分はこんなコメントをしたんだ。

個性的な文章が好き。 - ゆに暮らし

ためになる記事は一度読んで納得。個性的な文章は、次何書いてるかなって知りたくなりますね。

2015/12/21 18:55

次が読みたくなる。それはその人の成長も含めて楽しみにしていること。さらにブログって面白いなって感じたのはさ。

アンテナをはっていち早く言及という形で反応したはてなブロガーがいたこと。ポジ熊 (id:pojihiguma)さんなんだけどね。こんな発言をしてた。

人柄の見える文章に惹かれる人は確実にいる! 専門blogも人柄を出したほうがいい!

雑記ブロガーに朗報だよ!個性的な文章が好きな人は確実に存在する! - ポジ熊の人生記

もうね、何て言ったらいいか分からないけどさ。

ブログはね、正確な情報をださないといけないコンピューターじゃないからね。人間がやっているから人間をだしていいんだよ。

ポジ熊さんも言ってたけど人柄の見える文章に惹かれる人は確実にいるんだよ。

落語家の5代目古今亭 志ん生さんなんだけどさ。落語の腕はすごいんだよ。志ん生さんの落語のCDを聴いたことがあったんだけどね。

昭和の名人~古典落語名演集 五代目古今亭志ん生 九

昭和の名人~古典落語名演集 五代目古今亭志ん生 九

 

間の取り方がうまくてさ。すごいなって思った。でも落語中に志ん生さんは寝てしまったことがあったんだ。

これってさ。人によってはブーイングとかするでしょ。でもね、観にきていたお客たちは

志ん生さんが寝ているなら起きるまでみんなで待ってようや」

志ん生さんが起きるまで文句も言わず待っていたんだって。もうね、志ん生さんの人柄や個性が好きでね。

お客は落語を聴きにきていたんだなぁって思った。だからなのかな。自分という人間をだして人柄を感じる記事に魅力を感じます。

例えそれが、大多数が役に立たない記事だと言っても、自分は魅力を感じますね。

役に立たない記事は純文学に似ているかもしれない。

たとえば純文学はこんなふうにして書く―若手作家に学ぶ実践的創作術

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