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慢性腰痛の原因は脳(心の病)にあるから治せるぞ!

鍼灸

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世の中には原因が分からない腰痛に悩まされている人たちがいるんだけどさ。3ヶ月も原因不明の腰痛が続くと慢性腰痛と言われるんだよ。俳優の笹野高史さんも長年腰痛に悩んでいたみたい。

あらゆる手段を尽くして治療したのですが一向に良くならない

と笹野高史さんは語っていた。 自分は医療系の専門学校に通っているんだけどさ。

今回、長引く腰痛のメカニズムが明らかになってね。その内容がテレビ放送(NHKスペシャル腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~)されていたので観たんだよ。

見終わってさ、腰痛の知識を持つことによって慢性腰痛を治せるんだなって思った。

それでは長年、腰痛に悩んでいる人たちの参考になればと思い、まとめてみました。少しでも参考になれば嬉しいな。

最新の超音波診断でコリと言われている筋肉の癒着部分を注射で腰痛を治す方法

超音波診断で映像を確認。

1.筋肉の一部が癒着しているのを発見。 ※この癒着がコリと言われています。

2.映像で確認しながら、癒着した部分に注射。

3.癒着した部分が何枚も分れる。

4.コリがほぐれる(腰痛が治る)。

上記手順で痛みがなくなるみたい。もうね、原因が分かっている腰痛は、注射であっという間に治ってしまうんだよ。

運送業をしている人が腰が痛くなって、注射一本で治ってました。

椎間板ヘルニアは日帰り手術できる

椎間板ヘルニアとは、骨の間にある椎間板がつぶれて神経を圧迫し痛みを引き起こすんだどね。

椎間板ヘルニアって日帰り手術できるんだよ。 内視鏡手術で治せるみたい。ただ、あくまでこれは原因が分かっている腰痛の治療なんだよね。

 全国の腰痛に悩む人たちは2800万人いるみたいなので、そのうちの半数は、慢性腰痛と推定されていてね。 (厚労省研究班調べ)

 4人に1人が腰痛に悩んでいるんだ。腰痛大国日本なんだよ。

慢性腰痛とは?

腰痛のきっかけになるのは骨と筋肉の異常からみたい。骨を取り巻く筋肉で怪我やコリによって炎症が起きると痛みを引き起こすんだ。 

ちなみに骨と筋肉の異常が突然起きてギックリ腰になってしまった場合、通常は3ヶ月以内に改善されるそうだ。

1.治療しても腰の痛みが治らない。

2.検査をしても原因が分からない。

3.原因不明の腰痛が3ヶ月続く。

これが慢性腰痛なんだよ。腰痛に悩む人は、原因が分かっている腰痛なのか。原因不明の腰痛なのか。知っておくといいかもしれません。

腰痛のメカニズムが明らかに!

腰痛の原因は腰にあると思っている人が多いんだけどさ。原因は腰ではなく脳が原因と考えられているんだよ。

世界では脳のリハビリとも言われている腰痛克服法が大きな成果をあげているんだよね。 それでは腰痛克服法を紹介します。

例)腰痛の不安をなくすCMをテレビで放送。 腰痛の患者数や医療費が大幅に減る。

例)職員の8割が腰痛に悩まされる養護施設で脳に働きかける簡単な対策を行う。

 職員が腰痛ベルトを使わなくなり、ほとんどの職員の腰痛が大幅に改善。 つまり脳のリハビリを行うことで、慢性腰痛が治る人がでてくるということ。

東京都内に住む田中良子(仮名)43歳の場合

4年もの間、慢性腰痛に悩まされていた。腰痛のきっかけは、4年前までダンサーとして活躍していて、練習中にギックリ腰になってしまったみたい。 

つらいから横になる。つらいから横になるという生活にもう4年前からなっちゃった

と語っている。歩くことはできるけど、立ち止まったり座ったりすると痛みが悪化するため、すぐ横になる。

食事も横になって食べる。 腰の状態を様々な医療機関で検査してもらったのだけど

「背骨の椎体に骨折も変形もなく、椎間板もきれいに保たれている。ヘルニアの突出もない」

と画像所見からは異常なしと診断された。去年、初めて脳の検査を受けると田中さんの脳はDLPFCの活動が低いことが判明。 

「脳がもともと持っている痛みを抑える鎮痛の仕組みが十分に働いていない」

と東京大学医学部付属病院助教 笠原諭先生が語る。 田中さんの場合、腰痛への強い恐怖心がDLPFCを衰えさせ、幻の痛みを生み出していると考えられる。

慢性腰痛は何故、起こるのか?

カナダのマギル大学で半数以上が腰痛に悩む人を徹底的に調べたみたいなんだけどさ。

その結果、ある場所に共通の異変が見つかったんだよ。 原因は脳でさ、腰痛がある人とない人で脳の活動が大きく異なる部分があったんだ。

慢性腰痛の人は特にDLPFCと言われる体積が健康な人に比べると極端に減っていたんだよね。

 「DLPFCの衰えが腰痛の原因になっていると考えられるのです

とメリーランド大学助教デイヴィッド・セミルウィッツさんが語っている。

DLPFCとは?

1.骨や筋肉の異常によって炎症が起きると、その情報は神経を走る電気信号によって脳に伝えられる。

2.脳では神経細胞が興奮し、痛みの回路が生まれる。

3.痛みの回路ができると、人は腰が痛いと感じるようになる。

4.腰の炎症が治まっても、痛みの回路がすぐに落ち着くわけではない。

5.何故なら、痛みの回路の興奮を静める指令を出すのがDLPFCだから。 つまり、DLPFCの活動が衰えると、この仕組みがうまく働かなくなり、痛みの回路が続いていくんだ。腰は治っているのに腰が痛いと感じる幻の痛みになってしまう。

DLPFCは何故、衰えるのか

理由として痛みへの強い恐怖心が考えられるんだよ。

1.脳の中で強い恐怖心が生まれる。

2.DLPFCにストレスが加わる。

3.ストレス状態が長く続くとDLPFCの神経細胞がへとへとになる。

4.DLPFCの活動が衰え、痛みを静まれという指令がでにくくなり、痛みの回路の興奮が続く。 これが幻の痛みが続くメカニズムであると考えられています。

腰痛は労働災害でもっとも訴えが多い症状

腰痛は労働災害でもっとも訴えが多い症状みたい。しかし、腰痛を改善しようとする人は少ないのが現状で、東京大学医学部付属病院准教授 松平浩先生は危機感をおぼえているみたい。

「腰痛は個人の痛みだけでなく休業という経済的損失を考えると社会的な痛みとも言える。何とかしたいですね、この状況を」

と松平先生は語っている。患者さんの抱く恐怖のレベルに応じて対策することができるんだよ。それでは対策方法を紹介します。

映像を観て腰痛の正しい知識を身につけることで恐怖心を減らす対策

映像例)変形したヘルニアは9割が時間が経てば自然になくなる。

「あなたの腰痛に手術は必要ありません。痛みを減らすには怖がらずに“動くこと” “動くこと”が一番の薬です」

と日本整形外科学会専門医 稲波弘彦先生が語っている。映像は5つあって全ての映像を1度は視聴してもらうんだけどさ。

175人の慢性腰痛の人が10日間参加した。 参加者の星野修志さんは20年前から腰痛に悩まされ、出かける時はコルセットを持ち歩いている。

腰痛が悪化するんじゃないかと不安になり、妻の京子さんの車で通勤。 星野さんの夢は自転車通勤すること。

腰の不安があるため夢は実現していない。 星野さんが映像を観てから10日後、自転車に乗っていました。

「本当に怖くてしかたなかったんですが、ちょっとした痛みにおびえていた。(映像を)何度も繰り返し見て自信が(持てた)」

と星野さんは語っている。星野さんの脳はこんな変化があったと考えられる。映像を観ることにより、正しい腰痛の知識がついて恐怖心が弱まり、DLPFCのストレスが減る。

そのことによって痛みの興奮を静めようとDLPFCから指令がでるようになり、痛みの回路がなくなる。

こうして幻の痛みはなくなったと考えられる。また、参加者にアンケートを行い、腰痛がなくなったと意見がある一方、これで改善されるの? という効果なしの意見もあった。

175人中68人(38%)が映像を観ただけで腰痛が良くなったと回答。 また、175人中107人(62%)は腰痛が改善せずと回答。

背中を反らせるだけで恐怖心を減らす対策

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※絵が下手くそでごめんなさい。

1回3秒背中を反らせる姿勢をとる。

お尻に手を当ててグッと押し込む。その時、フーっと呼吸は止めないでいます。

背中を反らせることで恐怖を解消し、自信をつけること。

※腰から膝にかけて痺れが出る場合は中止してください。

背中を反らしても大丈夫という経験をつむことで恐怖を解消していくんだよ。 ギックリ腰を経験してから半年前から腰痛に悩む新井一彦さん、形成不全すべり症と言われ足までシビレて長時間歩けない看護師の石山有美さんは同じ介護施設で働く同僚でね。

背中を反らす運動を開始。 最初、怖々と背中を反らせていたんだけどさ。日を追うごとに背中を反らすことができるようになったんだよ。

2週間後、2人の腰痛に変化が見られた。 新井さんは移乗介助のスピードも上がって、スムーズになり、腰が痛いと言わなくなった。

※現在、コルセットもつけていない。 歩けないほど痛みのあった石山さんは、大丈夫ですと腰をクネクネと回し、歩いていてもあまりシビレがなくなった。

背中を反らせる経験を重ねることで痛みの恐怖心が減り、DLPFCが働き始める。

痛みの回路の興奮が収まり腰痛が改善したと考えられる。 映像を観るだけでは効果がなかった107人のうち70人が背中を反らすことをし、2週間後、32人が腰痛が改善したと回答。

映像で改善、姿勢で改善を合せて56%が改善したと回答していることになりますね。

国家規模で腰痛対策をしているオーストラリア

国家をあげて腰痛対策をしたオーストラリアでは、政府が出資して腰痛を改善するCMをテレビで何度も繰り返し放送し、国民に正しい腰痛の知識を浸透させているんだよ。

そんなオーストラリアで重傷の腰痛の患者さんを劇的に改善させた病院があってね。

シドニー大学 痛み管理研究所では、薬や手術で治らない重傷の腰痛の人が、最後の救いを求めてやってくるんだよ。

治療法は3週間にわたる心理療法で大きな成果をあげている。ブリエル・ヒューズさんは9ヶ月以上前から激しい痛みに襲われ続けていた。

その恐怖を取り除くために行われるのは認知行動療法

※うつ病の治療にも使われています。

治療は毎日8時間。カウンセリングと運動を1時間ずつ行う。カウンセリングではどんな恐怖が痛みの原因になっているのかカウンセラーが探っていく。 ブリエル・ヒューズさんはカウンセリングで

「不安、恐怖、悲しみ、あせりを感じます」

と訴えると、カウンセラーは

「恐ろしいのですね。その時、何を考えましたか?」

とヒューズさんに質問。ヒューズさんは

「これから一生痛みと闘い続けるなんてとても無理だと考えていました」

と答えた。するとカウンセラーは

「自分が将来どうなるのかと考えると恐怖が強まってしまいます。未来への不安にとらわれず今の自分に目を向けてください」

と答えていた。運動は20種類のメニューがあり、運動の目的は体を鍛えることではなく、動いても大して痛くない経験を重ねることが狙いみたい。

重要なことは目標を定め、運動するたびにその回数を記録すること。記録が良くなるのを目の当たりにするにつれ、自分に自信がつき、痛みの恐怖を和らげるのに大きな効果をもたらす。

そんな認知行動療法を開始してから10日後、患者さんたちに少しずつ変化が訪れる。

運動の記録の回数が増えたり、少しずつ恐怖がなくなりはじめたんだよ。 ヒューズさんの場合

「いつも夜になると強い痛みに襲われていたのだけれどそれがなくなったの。痛みが良くなってきたと感じるわ」

と語っていた。さらに10日後の認知行動療法最終日。参加した9人中8人は痛みが大きく改善したと回答。 

ヒューズさんは笑顔で腰を振ったり、少し飛び上がりながら元気に歩いていた。こうした認知行動療法は、実際に脳に変化をもたらすことが分かってきている。

「これまで改善が難しかった患者を治療できる新たな方法が示されました。大切なことは患者自身の力を信じることです」

と治療プログラム開発者 シドニー大学教授マイケル・ニコラスさんは語っている。

日本でも2012年に腰痛治療ガイドラインに新しく認知行動療法が加えられているんだよ。

認知行動療法はグレードA(強く推奨できる)治療法なんですね。

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はり治療はグレードB(推奨できる)の治療法となっている。

※慢性の腰痛、ギックリ腰などは、鍼灸で健康保険がうけられます。

しかし、整形外科では認知行動療法保険診療適応外ということもあり、日本で治療を行っている施設は少ないです。

ユーリオ的まとめ

認知行動療法は世界的に注目されている慢性腰痛の治療法。この記事を読んだり参考にすることによって、少しでも腰痛に悩む人たちの症状が改善されますように。 自分はそんな風に思っています。

腰痛は心の叫びである

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